タイでは土地の面積の単位として以下の3つが使われています。
- ライ(rai, ไร่)
- ガーン(ngan, งาน)
- タランワー(tarangwah, ตารางวา)
5ライとか100タランワーと表記されていて戸惑ったことがあるのではないでしょうか。
それぞれの単位間の関係は次のようになります。
- 1ライ=4ガーン
- 1ガーン=100 タランワー
- 1タランワー=4㎡
※ワー(wah, วา)は長さの単位で2m、タランは平方の意味。つまり、1タランワーは2m×2m=4㎡。
従って、
1ライ=4ガーン=(100 タランワー×4=)400タランワー=(400×4=)1,600㎡
となります。
例えば、5ライの土地であれば1ライ=1,600㎡ですので8,000㎡です。
また、土地の面積が「1ライ3ガーン50タランワー」と表記されている場合、平方メートルに換算すると、
1ライ=1,600㎡
3ガーン=(100 タランワー×3=)300 タランワー=(300×4=)1,200㎡
50タランワー=(50×4=)200㎡
となりますので、3,000㎡です。
逆に3,000㎡をライ、ガーン、タランワーに換算する場合、
3,000㎡÷1,600=1.875ライ
0.875×4=3.50ガーン
と計算し、1ライ3ガーン50タランワーとなります。
なお、工場用地等の広い土地ではライ等を使いますが、一戸建てやタウンハウス等の一般の住宅の場合、そこまで広さがありませんので、タランワーが使われます。この場合、タランワーが出てきたら4をかけて平方メートルに換算しましょう。そうすれば、おおよその広さがイメージできるでしょう。