O-Aビザの医療保険、10万米ドルまたは300万バーツ以上の補償が条件に
2021年6月15日の閣議で承認されていたリタイアメントビザ O-A(在留許可1年)の申請要件である医療保険の補償額変更に関して、2022年1月24日付で警察局命令(654/2564)が官報に告示されました。2022年10月1日からの適用となります。
これにより、現在は「通院4万バーツ以上、入院40万バーツ以上をカバーする医療保険」への加入義務が「10万米ドルまたは300万バーツ以上をカバーする医療保険(コロナ治療を含む)」に変更となります。
詳細は以下の通りです。
- タイの医療保険を購入する場合、longstay.tgia.org から購入すること
- 外国の医療保険を購入する、または外国政府の社会保障を有する場合、申請者の属する国の在タイ大使館の認証または本国外務省のサイン認証(Notary)を取得すること
- 保険会社が医療保険の全部または一部の加入を拒否した場合、申請前2カ月以上、タイ国内にある銀行預金が300万バーツ以上、または銀行預金と加入済みの医療保険の補償額の合計額が300万バーツ以上あること(医療保険加入を拒否された証拠が必要。保険会社の証明、申請者の属する国の在タイ大使館の認証、または本国外務省のサイン認証(Notary)を取得すること)
なお、医療保険以外の条件は従来通りです。
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