普通遺言の一般的な書式をご紹介します。
この方式は自筆でも印刷でもどちらでも構いませんが、今回のサンプルは弁護士が作成した形式となります。また、普通遺言の場合は証人が2名必要となりますので、ご自身で用意されるか、内容を知られたくないという場合は弁護士事務所の他の弁護士等が証人として立ち会い、署名することも可能です。
遺言書 場所: 日付:
私、(遺言作成者氏名、年齢、身分証明書番号、住所)は、死亡後の証拠とするため当遺言書を作成し、次に記載の者に遺産を相続する。
- 土地(権利書番号、住所、面積)を(相続人氏名)に相続する。
- 銀行預金(銀行名、支店名、口座番号)を(相続人氏名)に相続する。
- 当遺言書に記載のないその他の資産は(相続人氏名)に相続する。
- 遺言作成者は、遺言作成者の遺産を当遺言書に記載の者および法定相続人に相続することを目的として、(遺言執行者氏名)を遺言執行者に指名する。
当遺言書は同一内容のものを2部作成し、(保管者氏名)が1部、(保管者氏名)が1部を保管する。
当遺言書作成時において、遺言作成者は心身ともに正常な状態にあり、自らが遺言書を読み上げ、すべての事項が正確であることを保証し、証人2名の面前において署名する。
署名 遺言作成者 ( )
証人2名は、遺言作成者が当遺言書を読み上げ、遺言作成時において心身ともに正常な状態にあり、証人2名の面前で遺言書に署名したことを保証し、以下の通り署名する。
署名 証人 ( )
署名 証人 ( )
当遺言書は、弁護士(弁護士氏名)が作成および印刷した。遺言作成者は自らが遺言書の内容を正確に読み上げ、証人2名の面前において署名したことを保証し、弁護士として以下に署名する。
署名 弁護士・作成者 ( )
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